サバ休シアター

自家製サバティカル休暇の記録

人生100年時代

前回、「学び直し」のテーマで軽く触れた「人生100年時代」。

これもメディアで最近よく登場するキーワードである。

 

そんなに長く生きても仕方なかろう。死ぬに死ねない方がイヤだわ。

おまけに年金で財政を圧迫するわ、シルバー民主主義が蔓延るわ、老いる国に明るい未来などあるもんか。

かつては夢だった長寿であるが、正直なところネガティブなイメージしかなかった。

 

そんな折、話題の書である「ライフシフト」(2016年)を読む。

www.amazon.co.jpなるほど、人生100年時代ブームの発端はこの本にあるのだな、という感じがした。

おおよその要旨は以下の通り。

  • 皆さん、思った以上に長生きしますよ
  • 教育→勤労→引退の3ステージではちと厳しいですぜ
  • 有形資産のみならず無形資産にも目を向けましょうね

他にも色々書いてあったが、抜粋するとこんな感じ。

概ね、なるほどなーと思うことが多かった。

レビューの中には「本当に書いてあるように長生きするか怪しい」という感想もあり、それはその通りのような気がする。

しかしながら、従来の3ステージからマルチステージ(勤労の途中に教育を挟む、など)へ移行する予想は会社を辞めた自分には非常に都合が良い。

途中に教育を挟むの前回書いたように「学び直し」が該当するし。

予想というより大枠で時代は移ろいでいるのではないか、と感じる次第である。

 

<本日の写真>

2009年9月に訪れた鎌倉。

「鎌倉殿の13人」は源頼朝が亡くなってからが面白い。