サバ休シアター

自家製サバティカル休暇の記録

共感を覚える名言たち

ここ1,2週でかつての同僚に会うことが続いた。聞けば、私が去った後は混乱状態らしい。退職表明をしてからは半年、実際に辞めてからは5ヶ月以上経過しているのに?

メンバー的なことを考えると仕方がないかもしれない。お世辞にも質が良いチームではなかったし。とある先輩からは「お前のチームはゴミ箱だ」とさえ言われたことがある。

そんなゴミチームで孤軍奮闘し、我慢と消耗が続いていた。そんな中で出会ったのが「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」というナポレオンの言葉。本当にこれはその通り。無能な味方ほど厄介なものはない。

通常の組織なら上長がそういう状況を看過しておかないだろう。しかしながら、私のかつての所属先はポンコツの愚行に関して粛清を行わなかった。上司がこれだったら、さらにその上に訴えるしかない。何度も改善策を訴えた。しかし、何も変わらない。1、2年のレベルでなく7、8年変わらなかった。

こうなると判断ミスと言えるレベルを越えている。少しのミスは誰にでもあるが、長期間で歪んだ状況を続けていると船は沈むだろう。「会社は頭から腐る」という言葉は冨山和彦氏の著書のタイトルである。上層部の判断が正しくないと相当無茶苦茶になることを身をもって経験した。

最終的には「過ちて改めざる是を過ちと謂う」という言葉を送って差し上げたい。もっとも彼らは「過ち」と思ってないだろうが。

ということで、なんだか古巣の悪口大会になったが、残っている心ある同僚には頑張って欲しいとは思っている。

 

<今日の1枚>

2017年に訪れたストックホルム市庁舎の黄金の間。

週末はノーベル賞授賞式があり、黄金の間は晩餐会でダンスが執り行われる場所。