サバ休シアター

自家製サバティカル休暇の記録

旅は一度で3回行ける

旅は一度行くと3回行ける、と個人的に思っている。どういうことか?

1回目は下調べ、準備・計画の段階。まだ見ぬ旅行先に思いを馳せ、行ってもないのに行った時のワクワク感を味わえる。ガイドブックをめくると、どこでもドアのごとく、簡単にあちこち移動できるのも楽しい。ある種、計画をしている段階が一番楽しい、と言えるかもしれない。

とは言え、無計画に旅行をする人もいるだろう。ある朝、思いついたので飛行機に乗ってみた、現地で宿を探すのが真の旅人だ、等々スタイルは様々であり、計画を立てることが全てではない。この点、好みの問題であると思う。

2回目は現地に行った時。これは旅行の本番であり、日常とは違う時間が流れる。昨今はVRメタバースで疑似的に諸々を体験が出来るものの、やはり旅行先で味わう雰囲気、気候、景色、匂いなどは行かないと分からない。

最後は帰ってきてから振り返る時である。撮った写真を見返すと、現地で体験した色々な記憶が蘇る。しかしながら、時が経つと日常に戻り、色んな感触も徐々に記憶から小さいものになってしまう。これが勿体ない。あんなに時間とお金をかけたのに。これこそ私が旅行記を書く理由である。

 

<本日の写真>

現地5日目、ブルックリンからマンハッタンを眺める図。

めちゃんこ気持ちいいスポットだった。おかげで写真を撮りまくりスマホのバッテリーが切れ、帰り道で迷子になった。